管理番号 | 新品 :02980917 | 発売日 | 2024/12/04 | 定価 | 148,000円 | 型番 | 02980917 | ||
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カテゴリ |
島根県無形文化財『川島忠善』高弟【雲州住善次】
地刃の出来見事な傑作本鍛錬刀 終戦間際の稀少年紀
上手石目地塗鞘拵 牡丹に蝶図鍔縁頭 猪図目貫
■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。
【太刀銘】
表『雲州住善次作』
裏『昭和廿年六月』
善次刀匠は島根県無形文化財・初代川島忠善の高弟で
島根県にて作刀し、戦中は陸軍受命刀匠として活躍した名工です。
国工院名誉会員権大宗匠として活躍した師・忠善と同様に
良質な雲州砂鉄を用いた質実剛健な備前伝の作風を得意として
「折れず・曲がらず・よく斬れる」という日本刀の本質を重んじ、
戦後に於いても刃味の凄まじい業物を鍛えたことで知られます。
本作はこの度初めて世に出る登録取りたての一振、
終戦間際の稀少な年紀が刻された上手拵入の本鍛錬刀です。
刃長2尺1寸超と取り回しに優れた寸法で手持ちも良く
重ね尋常で身幅ゴリッと広く反り深い実戦的な造込みとなり、
小板目に柾が頻りに流れ精緻に詰んだ地鉄に地沸ついて地景入り
刃文は直調に小互の目交え匂口締まって小足入り小沸よくつくなど、
鋭い斬れ味と地刃の見応えを両立した華実兼備の秀作です。
精悍で渋い雰囲気を纏う黒石目地塗鞘の上手拵に収められ、
『牡丹に蝶』図の一作となった鉄鍔・縁頭に猪図の目貫など
作域優れる金具を用いた外装は鑑賞・武用ともに絶好の逸品です。
初代川島忠善門の業物工『雲州住善次』刀匠による稀少年紀作、
華実兼備の本鍛錬刀を上手拵と共に末永くお手元でお楽しみ下さい。
ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。
■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇
刃長:63.9cm 元幅:3.30cm 先幅:2.30cm
元重:0.73cm 先重:0.50cm 反り:1.9cm 目釘孔:1個
刀身重量:707g
(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)
◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・刀身の薄錆やヒケ、鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。
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